新着情報

ニュース
PLIOPS

Pliops社正規代理店として営業開始

サーバー・ストレージ製品のスペシャリストであるサーヴァンツインターナショナル株式会社 (本社:東京都新宿区、代表取締役社長:古田雅一、以下サーヴァンツ)は、データプロセッシングソリューションのエキスパート企業であるPliops(プライオプス)社(本社:米国カリフォルニア州)の国内正規代理店として8月23日から営業を開始したことを発表しました。

 

Pliops(プライオプス)社は2017年に設立され、世界の先端技術のリーディング企業とパートナーシップを結び、グローバルなビジネス展開を行っており、現在も進行しているデータの爆発的な増加に対して、性能・信頼性・容量・効率とデータストレージにとっていずれも譲れない重要な課題を解決する独創的なソリューション製品を提供しています。

 

データストレージ容量とデータ処理能力への要求は加速度的に拡大しており、これまでは標準的なサーバーとドライブを次々に追加する以外に解決策がありませんでしたが、Pliops Xtream Data Processor(XDP)はこの課題解決に大きな変革をもたらします。Pliops XDPの真価は、すでに成功をおさめたたGPUのように、I/Oワークロードの処理を高速化する専用プロセッサーを実現したことです。大量のオーバープロビジョニング、設置面積の拡張などのコストの増大を伴わずに、冗長化を排除し性能を大幅に向上させることで、データセンターインフラストラクチャを効率的に拡張することを可能にします。また、複数の基本的なデータおよびストレージテクノロジーを単一のデバイス製品に実装することで、運用面でも更に大きいメリットを提供いたします。

 

日本市場におけるサーヴァンツとの協業始動にあたって、Marius Tudor氏(VP of Sales and Business Development for Pliops)は以下のようにコメントしました。「サーヴァンツとのパートナーシップ締結により、Pliops Xtreme Data Process製品の比類なき価値を国内のIT業界を通じて幅広いお客様に提供できることに高揚しています」。更に、続けて「Pliops XDPが誇る業界最先端のアクセラレーション技術を活用することで、ソリューションプロバイダーは、より高い性能とエコを両立するデータセンターを構築し、一層差別化したプラットフォームを提案することができるでしょう」と期待を寄せました。

また、Pliopsの国内事業責任者である渡辺 健次氏(セールス&ビジネス開発担当ディレクター)は、「サーヴァンツが保有する広範な販売チャネルを通じて、Pliops XDPの真価を一人でも多くのエンドユーザー様に届けられるよう協業に努めていきたいと思います」とコメントしました。

 

Pliops XDPはシステムに導入し易いロープロファイルサイズのPCIeカード製品で、データの処理方法とSSDストレージの管理方法を根本的に簡素化します。性能、信頼性、容量、効率を飛躍的に向上させ(概要下記)、データセンターインフラストラクチャへの投資効果を大幅に高めることに貢献します。リレーショナルデータベース、NoSQLデータベース、インメモリデータベース、アナリティックス、AI/ML、5G、IoT、その他のデータ指向アプリケーションおよびプラットフォームに、新たなレベルの処理能力とストレージ拡張性を実現するPliops XDPは、従来の「できること」の概念を打ち壊します。

 

【性能】

データベース、アナリティクス、AI/MLなどで、最大10倍のかつてないパフォーマンスを実現します。

Pliops XDPは標準的なブロックインターフェースを介してアクセスされ、システム内のブロックデバイスとしてあらゆるアプリケーションをアクセラレートし、その画期的なデータ構造とアルゴリズムは、ホストの数百コアに相当する性能を発揮します。

また既存のソフトウェアと同じAPIを使用するKey-Value(KV)インターフェースでは、ソフトウェアのパフォーマンスを劇的に改善します。 MySQL、MongoDB、Cassandraなどのデータベースでは、Pliops XDPは、レイテンシーを減らしながらもインスタンスを大幅に高密度化し、システムパフォーマンスを最大限に引き上げることができます。

 

【信頼性】

性能への負の影響をゼロに保ちながらデータ保護をフラッシュのスピードで実現します。

従来のデータ保護ソリューションでは、パフォーマンスと容量の両方でトレードオフが求められました。Pliops XDPはそれらのトレードオフを排除しながら、高度なドライブ障害保護によってデータ可用性を維持し、データ損失とダウンタイムを排除します。XDPは複数のドライブ障害を許容できるように仮想ホットキャパシティ(VHC)を使用するため、ホットスペア用の専用ドライブは不要です。従来のRAIDベースのソリューションとは異なり実際のデータのみが再構築されます。

 

【容量】

追加のパフォーマンスコストをかけずに、最大6倍のデータを保存できます。

Pliops XDPは、TLC、QLC、Optane、ZNSとオープンチャネルを含む、すべての一般的なフラッシュテクノロジーとあらゆるベンダーのSSDをサポートします。XDPは耐久性を最大10倍に向上させ、大容量で低コストのSSDを活用することを可能にします。データは効率的に圧縮され、隙間なく書き込むことで、データの断片化を防ぐことができます。また、ブロックストレージAPIを使用する場合、ボリュームはシン・プロビジョニング化することができ、SSDの容量全てにわたって最大のパフォーマンスで使用することができます。

 

【効率】

すべてのワークロードに対応する導入しやすいソリューション、最大80%優れた経済性を実現します。

Pliops XDPは、1つのソリューションですべてのアクセラレーションに対応し、幅広いアプリケーションに価値を提供します。コンパクトかつパワフル、データセンター全体に簡単に導入可能、既存のインフラストラクチャのまま日々増加し続けるデータやアプリケーションによりよく適応します。

 

<Pliops Xtreme Data Processor (XDP) 主要機能>

・高速で安定したパフォーマンスを提供する標準ブロックデバイス

・ドライブ障害保護(DFP)は、複数の単一ドライブ障害からデータを保護

・NVMe, NVMe-oF, SAS, SATA インタフェースサポート

・64TBまでの物理ドライブと128TBまでのユーザデータをサポート

・専用のホットスペアドライブを必要としない仮想ホットキャパシティーのサポート

・データ圧縮と高効率のデータ集約による書き込み増幅の削減

・迅速なリカバリ – 割り当てられた仮想ホットキャパシティーへの再構築

・プロビジョニングとパフォーマンスのバランス

・パフォーマンスとのバランスをとるためのユーザ設定可能なリビルドレート

・予期しない突然の電源切断時における完全なデータとメタデータの保護機能

 

サーヴァンツはすでにPliops Xtreme Data Processor (XDP) 製品の受注を開始しております。

以下から製品情報をご覧ください。

Pliops Xtreme Data Processor (XDP) 製品情報